ヒジャブはかぶった方がいい?
アラブを旅する際、女性が気にすることの一つがヒジャブです。 ヒジャブとは女性が頭に被っているヴェールのことです。 イスラム教の女性は夫以外の人に髪を見せてはならない、 誘惑するような服装をしてならないという決まりがあります。 そのためイスラム教の女性は艶やかな髪の毛を隠すためヒジャブをかぶります。 補足説明
決して強要されているわけではなく、ほとんどが自主的。 地元女子によると、ヒジャブをするということは、「大人の女の第一歩」だと感じるのだとか。
しかし、私たちはイスラム教徒ではありません。 その点は堂々としていて構いません。 むしろ、宗教色の強い国の方が、自国の宗教だけでなく他宗教への理解があることも確かです。 逆に言うと宗教への興味は深々!
まずは何宗教なのか聞かれることがとにかく多い。
そんな時は、私は仏教徒だよ!(英語でBuddhist <ブッディスト>)
注意! この時絶対に『無神論者』とは言わないこと! 無神論は、つまり『イスラム教の神もいない』と言っているようなものです。 人によっては神を冒涜された!と感じる人もいます。
心から信じているものを否定されたら嫌な気分になりますのでくれぐれもご注意を。
話を戻しますが、結論は、無理をしてヒジャブをかぶる必要はありません。 私はヨルダンやエジプト、トルコを旅して指摘されたことは一度もありません。 アジアンフェイスの私たちがヒジャブをかぶっていなくても不思議には感じないのでしょう。 かぶらなければならない場所
通常の旅行や滞在でヒジャブはかぶらなくても良いですが、モスクへ行く場合は違います。 たとえ観光地であっても、モスクはイスラム教とにとって聖域です。 観光客でも、モスクに行く場合、女性は必ずヒジャブをかぶりましょう。 神に祈るときはそのまま祈るのではなくヴェールをかぶること。 これがモスクに行く際の礼儀です! トルコなどの大きなモスクでは入り口でヒジャブをレンタルできます。 中東を何カ国か旅する場合は、購入しておく方が無難です。 ぜひマイヒジャブを持ってアラブを感じてみてください!現地調達の場合
アラブ圏の町では、至る所に市場やコンビにのようなお店があり、ヒジャブは300-500円程度で買うことができます
ヒジャブの下は・・・みんな派手な金髪だったり、格好いいショートカットの人もいます。 普段は長くて綺麗な髪の毛をみんなヒジャブで隠しているけれど、 ガールズだけの時は見せ合うんです。(女子会とかでね!)
遠藤夫婦のおすすめ情報
ヒジャブに関して、最近ではDOLCE & GABBANAがムスリムファッションを発表するなど、 徐々に人気が出始めています。 嫁が独断と偏見でオススメするお店をご紹介!ヒジャブ購入<日本で買う場合>
●紗 紗(しゃ しゃ) ●UNIQLO「無地 x シンプル」が売り。 ヒジャブとしても、日差しよけとしても、スカーフとしても使えるシンプルなユニクロヒジャブ。 実はユニクロもムスリマ向けの商品を展開しています。
夏にはエアリズムヒジャブが購入できるそうです。(ネット限定)