「チップの相場とスマートな払い方」旅のお役立ち情報

こんにちは!遠藤夫婦です!

今回は海外旅行に行く際のマナー、チップについて!

日本人にとっては馴染みがないチップ文化。
ぶっちゃけ面倒。お金もったいない。そもそもシステムがよくわからない。
という人は多いのではないでしょうか。

逆に、本当はカッコよく渡してキメたい。←僕だけでしょうか。
そんな人もいると思います。

それでは早速チップについて話していきましょう!

そもそもチップとは・・・

そもそもチップが何かわからない。
身近にない文化なので、旅行先でついつい渡すのを忘れている人もいるはず。

そこでまずはチップとは何かをお伝えします。

チップとは?
●英語表現:Tip・Gratuity・Service Charge etc..
●歴史的背景:欧米で、サービス料が含まれない職業の人向けに渡していた説
●チップ文化の国:アメリカ・カナダ・メキシコ・エジプト・アラブ首長国連邦 他多数
●チップがNGな国:日本(不要の意)・フランス・アルゼンチン etc…

ざっくり概要を見ると意外や意外。
チップがNGというより失礼に当たる国もあるんですね!
チップとは最低労働賃金で働く人へお給料の一部として渡すサービス料ですから、最低賃金で働く制度がない国では逆に失礼な行為になってしまいます。

チップを支払う理由とサービス料

上に「歴史的背景」として書きましたが、チップをなぜ払うのかをちゃんと腑に落ちてないと、
チップのない国の人は、なんだかモヤモヤしますよね。

そこで重要なキーワードが『サービス料』『義務』です。

まずは日本社会と比較して考えてみましょう。

例えば日本のホテルに泊まった時、翌朝ベットメイキングする人にチップなどもちろんあげませんよね?
理由は、日本の場合、宿泊代の中に『サービス料』が含まれているので払わなくていいのです。

それに比べてチップ制度の国では、宿泊代に『サービス料』が含まれていません。
さらに、そこで働く従業員のお給料も最低賃金に近しいため、チップをもらってやっと暮らしていく賃金が稼げます。
彼らにとってチップは重要な給料の一部なので、チップをもらえないということは生活に関わるのです。

補足
事務などのバックオフィス系が職業の人は?と疑問に思うかもしれませんが、お客と直接対面しない職業の場合はあらかじめ賃金が高く設定されています。

チップの重要性が見えてきましたね。
チップ制度の国では、『サービス料』に対する対価を払う『義務』があります。
なぜならホテルの料金表やレストランのメニュー表にサービス料が含まれていないからです。

サービスはタダじゃない

しかし、まだまだ腑に落ちない方も多いはず。

もう1つチップ制度の国で大切なのは、『サービス』はタダではないという考え方です。

日本ではおもてなし文化というものがあり、お客様への配慮やサービスが好評化へと繋がります。
しかし外国文化では、”お客様=神様”なんてありえません
特に高価なブランドショップでは“お客様=従業員と対等”です。

そこにチップ制度があることで、サービスとお金のやりとりが発生し、客と従業員という立場がはっきりするのです。

逆にいうと、チップ制度の国ではチップを払えば気持ちよく旅ができます!
異国文化に飛び込むわけですから、日本のおもてなし文化とは切り離して考えましょう!

チップが必要な場所

チップの支払いが必要なのは主に以下の3つです。

  1. タクシー
  2. レストラン・カフェ・バー
  3. ホテル(ドアマン・荷物係・ベッドメイキング)

基本サービス業に従事している職業の方へ支払います。
とりあえずこの3つを覚えておけばOKです。

他にもデリバリー配達員へもチップが必要ですが、旅先でデリバリーをする勇者はなかなかいないですよね。
まずはチップを支払うという思考を意識してサービスを受けてくださいね。

チップの相場

いざ海外旅行に行ってチップを払うのはわかっていても、まずチップの相場がわからないとカッコ悪い。
会計になって携帯で調べ、財布をわちゃわちゃ。スマートじゃないな。

旅行へ行く前にざっくりした相場を覚えておこう!

相場アメリカ編
レストラン:15%
ビュッフェ:10%(人のサービスを大きく受けない為)
バー系:1ドル紙幣を1杯につき
タクシー:15%
ベッドメイキング:1ドル紙幣をベッド1台につき
荷物運び:1ドル紙幣を荷物1個につき
その他:ドアマンやルームサービス、パーキングなどでサービスを受けたら2ドル紙幣は渡す

色々なブログで15〜20%とよく書かれていますが、旅慣れしていないとその細かいところが気になりますよね。
ここは一旦上記の相場で考えて良いと思いますし、予想以上に良いサービスを受けたらその分上乗せすれば良いのです。
『義務』であることは確かですが、気持ちも大事!

遠藤夫婦は先程の相場で計算し、必ず切り上げでキリのいい数字で支払っています。
そうすればそこまで難しくないですし、予算の組み立ても簡単!

支払い方 〜現金編〜

ルームサービスやドアマン、ウェイターには、さりげなく相場の現金を手渡しできますよね。
ベッドメイキングは、出かける前に枕元にお金を置いておくのがマナー。
余裕があればメモで「THANKs」なんてこともOK。

ではレストランなどの飲食店ではどう払うのがスマートなのか、ご紹介します。

レストランでの食事を終え、ウェイターさんに会計のお願いをします。
「Check please!」
すると会計のレシートがテーブルに置かれます。


ここからです。笑

分かりやすく、5,000円の食事代だったとしましょう。

チップ15%計算の場合→5,000円×1.15=5,750円

遠藤夫婦の場合は6,000円を会計に挟み、
レシートに『Keep the charge』
そう『釣りはいらねぇ。』と書いて席を立ちます。←いかすぜ。恥
特に何も書かなければお釣りが返ってきますので待ちましょう。

レシートの見方はこんな感じです↓

これが基本なのでタクシーであろうとバーだろうと考え方は同じ!

支払い方〜クレジット編〜

現金も分かりやすいが、時代はキャッシュレス。
海外保険付きのクレジットカードを持って行く人も多いのではないだろうか。

クレジット払いもおさらいしておこう!

例に習って5,000円の食事代の場合、トータル5,750円(チップ15%)払うには・・・

現金はチップ込みで払うのでテーブルにお金を置いて、すぐ出ていける。

クレジット払いの流れは、

1. 食事代書かれているレシートを渡される

2. チップ込み計算する

3. チップ込みの金額を書き、クレジットカードを挟む

4. 店側が書かれている金額でカードを切る

5. 領収書の金額を確認し、カードを回収

疑う訳ではないがこの時店側が切った金額は必ず確認しよう。
お互いが気持ちよく料理を食べたりタクシーに乗るためにも会計時は注意をしましょう。

チップに関する注意事項

中々チップの知識がない方もイメージが湧いたでしょうか!
初の海外旅行であっても、チップの知識は持っていって欲しい。
そこで働き生活している人たちがいるのだから!

念の為、以下のことも心がけておくと良いと思います。

チップは必ず “紙幣”

チップは紙幣がマナーです!
『1ドル紙幣』であって『1ドル硬貨』ではありませんのでご注意を。

ちなみに日本にチップ文化がないことを知らない外国人は、1,000円札をベッドに置いていってしまうのだとか。
そのくらい、紙幣以外は失礼に値するということです。

旅行に行った際は是非ともこのチップ制度を利用して、逆に素敵な旅にしよう!

チップ分を差し引いて交渉する

例えばタクシーで交渉が必要な時。
基本は料金メーターで支払いをしますが、遠方まで行きたい時や途上国などではメーターではなく交渉でタクシーに乗ることもあります。

そんな時は必ずチップ分を考慮して料金提示しましょう。

無事目的地に到着したら、最初に提示した料金+チップでお支払い。
運転手も満足。我々も満足。

親切な運転手なら帰りまで待っていてくれたり、迎えにきてくれることも。
これは観光客に群がりたいのではなく、きちんとチップを支払ってくれる良質なお客様だと思われているからです。

高額紙幣はなるべく使わない

例えば$ドル圏内では1$からお札ですね。
そのため1万円感覚で100$紙幣を多めに持っていく方がいますが、実際旅行先でよく使う紙幣は高額紙幣ではなく低額紙幣がほとんど!
チップの支払いも小額紙幣を使うことが多いのですよね。

むしろ海外では、高額紙幣を出すと偽札の可能性が高いので、店員から疑われることも。
そしてコンビニのような小さなお店ではお釣りを準備していないこともしばしば。
換金の際はなるべく細かくしてから出発しましょう!

ちなみに小銭を使う場面はほとんどないので、旅行の帰りに小銭が余ったら売店などで使って帰るのが吉です。←余談

まとめ

いかかでしたでしょうか。
チップ文化は知っているけれど、実際対応できるか不安な方、イメージが湧いてきましたか??
ここでチップについてまとめておきましょう!

  • チップは最低賃金で働く人の大事な給料
  • チップは気持ちではなく義務
  • チップが必要なのはタクシー・レストラン・ホテル
  • 必ず紙幣で支払うこと

ちなみに、チップ代も課税対象なのです。くぅ〜っ!
なるべくチップは出さないなんて考えはやめましょう!

チップを払えばとても良いサービスをしてくれるますし、お互い気持ちよく過ごせます。
重要なのは”適切な”チップを渡すこと。
ぜひ、チップ文化を利用して良い旅をしましょう!!

To be continued…

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遠藤夫婦のおすすめ情報

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今回の旅でとても役立ったツールがこのBluetoothでシャッターが切れる三脚・セルフィー棒です。
コンパクトで持ち運びしやすく、ビーチでの撮影も砂に埋めてしまえば強度的にも問題なし。
今後の旅のお供決定です。

 

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