ぶっちゃけます!在住者が語る治安について ヨルダン編

みなさんマルハバ!(アラビア語でこんにちは!)
遠藤夫婦です。

日本人で中東旅行をしたことがある方は珍しいのではないでしょうか。
やっぱり中東で何より気になるのが『治安』

“嫁”
嫁氏も初めてヨルダンに行く時は家族中に反対されました!

でもでも!そんなこと言ってたら死ぬまで中東に行けないじゃないか!

ということで、今回はそんな中東・ヨルダンのぶっちゃけ治安情報をご紹介します。
中東に興味があるけれど勇気がない、正直治安が不安、そんな方の参考になればと思います!

首都:アンマン Amman

ヨルダンの首都、アンマン(Amman)は多くの丘で成り立つ大都市。
外国人が集う高級街から、激安市場が立ち並ぶダウンタウンまで地区により随分治安が違います。

ここでは主要なアンマンの中の地区ごとにご紹介していこうと思います。

ちなみに治安の判定は「女子目線」です!
女子が歩ければ大体男は大丈夫!という雑な括りですが、案外間違いじゃないかな。

では行ってみよ〜!

7サークル付近(Around 7th Circle)

ヨルダンの地理を捉えるには「サークル」を理解すると地図が頭に入りやすいです。

サークルとは?
『Traffic Circle(トラフィックサークル)』や『Roundabout(ラウンドアバウト)』と呼ばれ、環状交差点のことです。
交差点の一種で、中心の島の周囲を一方向に周回し、道路に一時停止位置や信号機がないなどの特徴があります。
引用:https://amainsider.com/road-rules-refresher-traffic-circles-roundabouts/

ヨルダンのサークルにはそれぞれ名前があり、TAXIなどで指定の場所に行く際によく使います。
アンマンにはダウンタウンを始発とした第1サークル〜第8サークルまで主要なサークルがあります。

中でも最も治安が良い地域が『7サークル』付近!

この辺はヨルダン人の中でも裕福層や外国人が多く住んでいるため、あまり大きな事件やトラブルが少ないです。

クリスチャンも住んでいて、異文化への理解がある地域でもあります。

“嫁”
うん、この辺はぶっちゃけ女子でも昼夜問わず歩けます!

ただしあまりにも夜遅い時間に一人で外出するのはなるべく避けましょ。
複数、可能なら一人でも男性がいた方が安心。

昼は余裕で女性の一人歩き問題なし。

また、空港行きのバスが7サークルあたりから出ているので観光客や外国人も多いので中東旅行初心者には旅がしやすいと思います。

画質荒くてすみません。7サークルのおしゃれ通り

ダウンタウン(Downtown)

ダウンタウン(1サークル付近)も昼間は女性一人でも外出して問題なし。

ただし、7サークル付近と違って『スキあらば何かしてやろう』って奴は絶対いるので
地図を見ながら歩くとか、iPhone丸出しで歩くのは絶対NG。
バッグもなるべくお腹の方へ持っていこう。

ただ、アジア人が珍しくて悪気なく声をかけてくる人もいます。

“旦那”
「Hey, Chinese!」「シーニー(アラビア語で中国人)」と声をかけられますが、基本は構って欲しいだけ。笑

明らかにこいつ、からかってんな〜って場合は無視でOK。

『どこからきたんだ?』『何人だ?』『名前は?』(←どうせすぐ忘れるくせに聞きたがる。笑)
などなど人懐っこく聞いてくる場合は答えても大丈夫。

彼らも外国人が珍しくて話がしたいんです。
しつこいけど。笑

ダウンタウンはこんな感じで丘の上に家と人口が密集した地域です。

夜についは、
女性の一人歩きは避けましょう。

どうしても外出しなければならない時は、なるべく男性がいるフォーメーションを組むこと!
男性は夜歩いていても問題ありませんが、危機管理はすること。

実はイスラム教の国でありながら、アンマンにはお酒が飲めるBarがいくつかあります。
だからと言って酒臭いままタクシーに乗るのは顰蹙を買います。

何事もほどほどに!

アンマン以外の地域

アンマン以外の大都市に、アカバ、イルビッド、サルト、ジェラシュ、カラクなどがあります。
今回は厳選して3つの都市をご紹介!

アカバ(Aqaba)

アカバはヨルダン最南端の都市で、他地域と違い南国の雰囲気があるので
みんな観光客慣れもしているし寛大な人が多いです。

アカバは外国人でも夜出歩いているので大丈夫


“嫁”
ここはヨルダン?っていうくらい南国リゾートの開放的な雰囲気が漂っています!

外国人が一人で歩いていてもからかわれたり、ヤジを飛ばされることはほとんどありませんでした。
個人的にはとても旅しやすい町。

夜のアカバです!キラキラ!ただし向こう岸はエジプト。

 

真冬のアカバ。冬でもビーチは観光客や地元民で賑わっています

イルビッド(Irbid)

イルビッドはヨルダン北部の町で、我々もこの町に住んでいました。
ただし国境付近の国なので(国境越えるとすぐシリア)治安はぶっちゃけ良い方ではない。

国境沿いの町で治安が良いことって少ないです。

昼間は女性でも一人で歩けるけれど、夜は歩かないほうが良い。
嫁氏の経験上、夜に声をかけてくる奴は大抵何か企んでる。笑

 

写真を撮ってくれ!近づいてくる地元民。写真大好き。笑

 

夜のイルビッド。アカバとは全然雰囲気が違います。

サルト(Salt)

サルトは・・・ぶっちゃけまして、昼間でも治安が悪いです!!

なぜかこの町に日本の観光庁が介入して活性化させよとしていますが
観光地化への道のりは遠いかも。

そもそも本当に同じヨルダン人?ってくらい治安の悪い人たちが絡んできます。
観光庁主催のお祭りなどをよく行っているので、集団で行けばまだ良いですが、それでも危機管理をしっかり持って行くべき街です。

 

黄色い壁でできた街並みが有名です。

 

一見落ち着いて見えますが・・・この後カメラをひったくられそうになりました。

まとめ

ヨルダンは都市や地域によって随分雰囲気が違う国です。
日本みたいに全国どこでも大体安全!なんて国は本当に珍しい。

でも、きちんとした危機管理と宗教・文化への理解さえ心得ていけば、危険は回避できますし、女子の一人旅だって可能です。
大事なのは肌で感じる危険信号にきちんと従うこと!

実は他にもオススメしたい素敵な街がたくさんありますが、長くなりましたのでまた今度!
ヨルダン以外にもエジプトやトルコのぶっちゃけ治安情報配信したいです。

ではでは長くなりましたが、イラリカ〜(バイバイ〜)!

To be continued…

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遠藤夫婦のおすすめ情報

ここでは遠藤夫婦が実際に『買ってよかった!使いやすい!』と感じたツールを紹介していきます。

●Bluetooth 三脚・セルフィー棒

今回の旅でとても役立ったツールがこのBluetoothでシャッターが切れる三脚・セルフィー棒です。
コンパクトで持ち運びしやすく、ビーチでの撮影も砂に埋めてしまえば強度的にも問題なし。
今後の旅のお供決定です。

 

●モバイルバッテリー

海外旅行のみならず必須アイテムとなっているモバイルバッテリー。
大容量で5回くらいフル充電可能なバッテリーだと安心しますよね!
仕事時も役立つ遠藤夫婦高評価のモバイルバッテリー!

 

●防水ドライバック

海へ出向く時だけではなく急な雨がきても防水バックがあると安心ですね!
お金・カメラ・本・モバイルバッテリーが入るくらいの大きさです!
汚れてもすぐ水で洗い流せるので重宝しています!

 

●パスポートケース

海外旅行必須アイテムです。
安いものを買うよりもしっかりしたパスケースを買うことをオススメします!
チケットや予備資金が入るこのパスケースは長年愛用です!

 

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今時はデータで共有が当たり前。でも、本当に大事な思い出は、やっぱり手のとって何度でも見返したい。
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